えひめai2 ~作り方から使用用途までを私なりにまとめました~
作物に使う活力剤をネット検索していたのですが色々検索していくうちにえひめAIに出会いました❕
そのえひめAIとは・・・。
納豆菌、乳酸菌、酵母菌、(善玉菌)を培養した万能液で
あらゆるものの消臭に‼️
衣類の汚れ落としに‼️
便秘改善に‼️
野菜、花、果樹の虫除け&活力剤に‼️
と色々な用途に使える万能液なのです‼️
「えひめAI」には、2種類あります。
- えひめAI-1は、愛媛県産業技術研究所で開発された【環境浄化微生物】のことで、納豆菌・酵母(パン酵母)・乳酸菌を糖蜜で発酵培養したもの。
- えひめAI-2は、えひめAI-1を家庭でも簡単に作れるように改良されたもので、納豆、ドライイースト、ヨーグルトを砂糖で発酵培養したものです。
「えひめAI-1」「えひめAI-2」は、製造方法や材料に若干違いがあるものの、効果は全く同じです。
AI-2の材料は全て食品で作られており、安全で安心して使えます。
〜名前の由来〜
「えひめAI(あい)」の名前は、「えひめAI-1」開発者である愛媛県工業技術センターの曽我部義明さんが 環境童話「地球の秘密」の作者で1991年に12才で亡くなった坪田愛華さんの「地球への思い」に共感し、愛華さんの【愛】から付けられたそうです。
えひめAI-2 材料
1、納豆 : 1粒(ネバネバのみ使用)
2、イースト : 3g
3、ヨーグルト: 25g(ヨーグルトなら何でも可)
4、砂糖 : 25g
5、水 : 200ml + 200ml(約30℃~40℃のお湯)
6、500mlの空ペットボトル(できれば炭酸飲料用)
産業用に使うなら納豆を5粒~10粒位、砂糖はミネラルを含んだ黒砂糖、サトウキビ糖等を使われた方が効き目があるそうです。
作り方
500mlのペットボトルにじょうごを乗せ、その中に砂糖、ヨーグルト、ドライイースト、をお湯(200ml)で溶かし入れます。
(ボールに納豆以外の材料を入れ、お湯で溶かしてからじょうごに入れた方が楽かも)
納豆はカップに入れ、お湯でかき混ぜ、大豆以外のネバネバ(少しでOK。入れすぎると臭いが強くなります)のみを入れてください。
① 全ての材料を空ペットボトルに入れてよく振る。(材料が混ざったらキャップを開ける)
② ペットボトルを35℃~40℃位(有用微生物にとって最も増殖しやすい環境)の温度でペットボトルカバーに入れたり、プチプチを巻くなどして24時間保温する。
大きめの発泡スチロールにお湯を入れたペットボトルと一緒に入れとくのも有効ですね。
冬の時期は温度を保つのが難しいため、ヨーグルトメーカーを使うと簡単に作れます。
私はヨーグルトメーカーを使っていますが価格もお手頃でかなり便利です(^ー^)
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500mlのペットボトルがスッポリ入り、ヨーグルトを作るときも牛乳1Lパックがそのまま入るので容器を汚さず簡単に作れちゃいます❗
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(これ以外の発酵装置として、電気あんか・こたつ・テレビや冷蔵庫の裏側の熱利用・風呂・ホッカイロ・エアコン稼働時の室外機の排熱利用、等があります。)
※ 培養中は必ずペットボトルのキャップを緩めてください。最悪は爆発する恐れがあります。
③ 24時間後、舐めてみて酸っぱくなっていれば発酵培養成功です。最後に水を200ml足して、蓋をしっかり閉めてよく振り混ぜる。
お湯を最初と最後に分けて投入する理由は、納豆のたんぱく質を分解する時間を削減する事と、水を半分にして濃度を高め、反応(発酵)時間を短縮するためです。
↑ 24時間後の状態
④ そのまま立てておくと、上澄みと沈殿物に分離するので分けて保存する。
↑ 上澄みと沈殿物に分離した状態
⑤ じょうごにコーヒーフィルターやキッチンペーパーを敷き、上澄みだけをそーっと他のペットボトルに移します。
(濾さなくても使用は可能ですが、濾した方が使い勝手がいいです)
↑ 上澄みのみ
ペットボトルに残ったペースト状の沈段物(ヨーグルトの残留物)は栄養分がたっぷりなので畑に撒くといいそうです。ひどいい汚れにも効果あり!
完成した培養液は乳酸菌や納豆菌、酵母菌が1mlあたり1~10億個くらいに増えた酸っぱい味のする液体になり、同時に酵素も作られています。
培養時の注意点
・発酵したガスで内圧が上がりペットボトルが爆発する危険性がある為、培養するときはペットボトルのキャップを緩めておく事
(私は実際にペットボトルのキャップを締めた状態で発酵させたことがあるのですが、恐る恐る緩めた時にキャップが吹っ飛び、中の培養液が天井に噴き出しました。(この時は2日間放置してありました(;゜0゜))みなさんも気を付けてください。)
・培養中は菌が上手く培養できなくなるので材料を混ぜるとき以外はペットボトルを絶対に振らない事
・雑菌が入ると培養に失敗することがあります。(腐敗臭がしたら失敗。)
二次培養液 作り方
材料は500cc分で、原液50cc、砂糖20g、イースト2g、ぬるま湯450cc で
作る時間は1週間。
5月~9月までは日差しがいいところに置いて約1週間後、舐めてみて酸っぱくなっていれば完成です。
保存方法
常温で1年くらい保存可能なようです。
・日光の当たらない暗所(あるいは冷暗所)に保管しましょう。
※ 日光のあたる場所や浴室など高温多湿の場所に置いていると腐敗することがあります。
使用時は臭いを確認し、もし腐敗している場合は排水口に流してください。
・温度が高いとペットボトルの水面付近に白い膜状のものが発生することがあるようですが、これは納豆菌の胞子で害はないそうです。レモン汁などを少量混入すると収まります。
・沈殿物と上澄み液を別けて、沈殿物は汚れのひどいもの、土壌等に、上澄み液にはレモン汁やクエン酸を入れると香りもするし、酸性になるので納豆菌の繁殖が抑えられるそうです。
※私は、沈殿した上澄み液をそーっと混ざらないように上の方だけ他の容器に移していますが、コーヒー用ペーパーフィルターなどで漉すといいかもしれません。
・水で薄めた「えひめAI」は、糖度が低いので保存性が悪くなっていますので、1ヶ月以内を目安に使い切ってください。
使用用途・効果
・臭いのする場所に直に吹きかけると臭いが一瞬で消える(えひめAIの独特な臭いは残りますが時間がたつと消えます)
・えひめAIでしつこい油汚れが落ちる。
・化粧水にしてお肌スベスベ、髪の毛も生える。フケが出なくなった。
・便秘が改善された。
・最長6カ月、お風呂の水を換えずに入り続けた。
・植物に500~1000倍に薄めて、葉面散布や灌水に利用すると活性剤になり成長もよく、色よい花が咲く。
・薔薇の切り花に 1000分の1程度添加すると、鮮度が3日ほど延びた。
・ナス、イチゴ、トマト等に希釈液を散布すると葉カビ・ウドン粉病等に効果がある。
・土着微生物を増やし土が肥沃になる。
・作物に対して害虫の忌避効果がある。また、殺虫・殺菌効果がある。
・排水をきれいにして川の浄化作用がある。
・低農薬の米作りをされた方より、お米が甘くなったとのお話。
・生ゴミに噴霧して消臭や発酵促進剤に利用できる。(堆肥作りに)
・家畜糞尿に散布することにより消臭や発酵が促進し、発酵期間が短縮され、発酵温度も高くなり、ハエなどの発生抑制効果がある。
といいことばかりですが、
これらの効果は後日、私なりに検証していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
pocosukeでした。それではまたっ(  ̄▽ ̄)